2018年3月20日火曜日

頑張れ 天草市議選挙 大塚基生


平成30年3月25日、天草市議会議員一般選挙および天草市長選挙の投票日です。
天草市における課題の中でも人口減少について調べ、まとめました。いかに危機的な状況であるかをお伝えしたいとの思いでまとめましたので、減少ばかりが目につくでしょう。しかしそれが現実、そして緊急の課題なのです。
大塚基生候補は出馬の挨拶の中でこう述べられました。

「人口減少に歯止めを!」「天草を元気に!」

私は大塚基生候補はこの言葉をきっと実現してくれると信じています。後半には大塚基生候補のチラシ等を文字に起こし、掲載しています。ご覧の皆様方にも危機的な状況であることを再認識していただき、これを打開しようと頑張っている大塚基生候補を応援していただければと思います。

ポイント1・天草市の人口と有権者数(選挙人名簿登録者数)だけみても危機的である。

天草市の人口は平成30年2月末現在82356人、有権者数は平成30年3月1日現在70751人となっています。
実は平成29年12月1日に天草市議会議員一般選挙および天草市長選挙の日程が決定された時点での有権者数は70951人。この四ヶ月間で200人ほど減少しています。
過去10年の人口推移をグラフにして見るとより危機的であるとわかります。

過去10年で約13000人の人口減
市ホームページの「ひとのうごき」の数値より作成


ポイント2・就業者数の減少が危機的。

就業者数
医療・福祉 6956人
卸売・小売 6249人
建設    3440人
農業    3395人
製造    2987人
漁業    2206人
飲食・宿泊 2038人

産業分類では
第一次産業 5779人
第二次産業 6460人
第三次産業 26292人
となっています。(天草市作成の市勢要覧より平成22年のデータ)

市勢要覧のデータは古いものですが、平成27年国勢調査のデータでは
第一次産業 5064人
第二次産業 6290人
第三次産業 26079人
となっています。

市勢要覧のデータが平成22年のものですから、平成27年のデータと比較すると、5年間で第一次産業では約300人、第二次産業では約200人も減少しています。次のグラフは過去40年の推移です。いかに危機的であるかがわかると思います。


産業別就業人口の推移(H27国調(就業人口 産業別、5歳階級年齢別)より抜粋)

ポイント3・高齢化率35%。危機的な超高齢化。

出生1.6人に対して死亡3.8人 高齢化率35.7%
超高齢化社会と分類される高齢化率21%を優に超えています。
(高齢化率7〜14%を高齢化社会、14〜21%を高齢社会、21%超を超高齢社会と分類されています。)


天草市作成の市勢要覧p15より抜粋



ポイント4・農業の年齢分布が危機的。

もっとも減少している農業の年齢別人口をみると、農業人口3061人、65歳以上の人口は706人となっています。高齢化率は23%。超高齢化と分類される数値です。
グラフを見るとあと20年くらいで天草の農業が壊滅的な状況になることが容易に想像できるかと思います。


ポイント5・一人当たり所得は県内36位。自分の子に天草で就職しろと言えない。

天草市統計書より抜粋
天草から出た方が年間70万円ほど多く稼げる。
これを聞いてもなお天草に留まろうと思う若者がいるでしょうか。天草に留まれと言える親がいるでしょうか。人口減少や高齢化に着目した場合、この所得差は危機的であるといえます。

ポイント6・大塚基生候補はこの危機的状況に本気で取り組むと明言。

大塚基生候補は選挙資料にこう書いています。
「天草を元気に。全力で!!
農家に生まれ、農家に育ち農業が生業。
天草大好き、頑張ります。全力で!!」


以下、大塚基生候補の選挙資料や名刺を文字に書き起こしたものです。


天草を元気にするため
人口減少の歯止めに、全力で!!

暮らしを支える仕組みづくりを!
急激な人口減少、少子高齢化による問題が私たちの身の回りに現れています。だれもが将来に向け「このままではいけない」と思っています。
お金を中心に据え経済を大きくした高度成長から「暮らしを中心に据えた」循環型社会への変換の中で暮らしを支える仕組み作りを考えます。

農林水産業の振興で雇用の場を!
東京ではできない天草の暮らしの豊かさを求めて、食の安心安全、企業の農業参入、営農の法人化6次産業化の推進等で雇用の場の創出に努めます。
市場経済(流通) 天草ブランド確立 島外へ供給
地域循環経済 地産地消 天草の自給率向上
自給経済 自給自足 物々交換
それぞれの流通体系に合わせた政策が必要だと思います。

天草内循環経済
経済を循環させることで新たな産業を作り出し、経済を活性化し雇用の場、お金を継続的に生み出すシステムを作り上げることが天草創生であり人口減少対策につながると私は考えます。

大塚基生の提言
天草の外からお金を稼ぎ
天草からお金を出さない
天草循環型経済に

お金を稼ぎ、出さない循環の中に雇用の場を創出し、人口減少対策に取り組みます。

お金を稼ぐ政策(入りを図る政策)
農林水産業の活性化
 天草ブランドの確立
 オーガニックの島づくり
 機能性食品の開発
 耕作放棄地の解消
 ふるさと納税の推進
 相続未登記農地の解消
観光産業の振興
 崎津世界遺産を活かした振興
 イルカと漁業者の共生

お金を出さない政策(出を制する政策)
 地産地消の推進
 循環の中に雇用の場の創出
 地商地買の奨励
 エネルギーの自給(生産)
 イノシシ撲滅対策
 移住、定住の受け入れ体制の整備

暮らしを支える政策
 交通弱者、買い物難民への対策
 安心して結婚、出産、子育てできる環境づくり
 心豊かに生涯現役社会の実現
 健康寿命日本一づくりの推進
 女性の活躍できるまちづくり

社会資本整備の政策
 熊本天草幹道路の早期実現
 天草瀬戸大橋の早期完成
 廃校舎の利活用
 災害に強いまちづくり
 インターネット環境の整備

私は長年の経験と議員の責任として、上記政策の実現を目指して市政に取り組む決意です。
略歴
昭和23年 本渡市下浦町に生まれる
昭和42年 天草農業高校卒業
昭和44年 熊本県立農業講習所卒業(みかん作りを始め、現在に至る)
昭和61年 旧本渡市議会議員初当選
平成9年 天草工業高校育友会長
平成10年 熊本県高PTA連合会副会長
平成16年 旧本渡市議会議長
平成18年 天草市議会議員
平成20年 天草市議会運営委員長
     下浦営農組合副組合長
平成22年 天草市議会議員(2期)
平成24年 (法人)天草営農組合副代表
平成26年 天草市議会議員(3期)

以上チラシ等の内容の書き起こしです。

最後に

これだけスマホ、パソコンによるインターネットが普及しているにも関わらず、こと天草市議選、その候補者に関する情報はインターネットでいくら検索してもほとんど見つけることができません。それもそのはず、天草市議でホームページを持っているのは数名ですから。しかし今、有権者によるインターネット上での選挙運動が解禁され一支援者の私でも候補者の情報、判断材料をインターネットを通じて公開することができるようになりました。そして、投票のお願いも可能となりました。

3月25日の投票日、

大塚基生

を何卒よろしくお願いいたします。

asapamakusa@amail.plala.or.jp